不動産ってどんなもの
【はじめに】
不動産投資をしてみたいと思ったり、不動産を相続したり、アパートやマンションを借りるために不動産会社に行ったり・・・
わりと身近な不動産という言葉。よく聞く言葉ですが、その定義知っていますか。気になって調べたことがある人もいると思いますが、今回は良く知らない人のために不動産とは何かについて話していきます。
【不動産とは】
では、さっそく不動産とは何かについてです。民法では土地およびその定着物とされるものを不動産と定義しています。
定着物というのは、その土地に建っている建物や草木、田畑などです。土地から温泉が出れば温泉も不動産に含まれます。次に建物とは屋根と壁また柱があり、地面に固定されていて、何かに使えるものです。意外ですが、船舶や航空機も不動産として扱われる場合があります。
【不動産の性質】
不動産の定義について分かったと思うので、次に不動産の性質についていくつか見てみましょう。
不動性・・・動かない性質のことです。固定性とも呼ばれています。
永続性・・・そこにあり続けることを意味します。土地がそこからなくなることはないですし、築何十年、何百年の建物もたくさんあります。
不増性・・・不動産は基本的に増えません。この増えないことを不増性といいます。
個別性・・・同じ広さ、形でも場所が違えば別のものと捉えて、全く同じ不動産はないことを指します。
社会的位置の可変性・・・都市計画などの周辺環境の変化によって不動産の価値は変動します。
用途の多様性・・・建物を建てるだけでなく、田畑として作物を作るなど考え方次第でさまざまな用途があることをいいます。ただ、使い方によって不動産の価値が大きく左右されます。
併合及び分割の可能性・・・土地と土地を併合したり、分割したりできます。
【まとめ】
不動産とは何かについて話してきましたが、いかがだったでしょうか。
不動産とは固定され動かないものです。しかし、使い方や周辺環境の変化次第では大きく価値が上がる可能性を秘めています。
不動産投資を考えている人は分かっていることだと思いますが、不動産は何もせずに持っているだけでも固定資産税がかかってしまいます。そうではなく、贈与や相続などによって不動産を譲り受けて税金だけを払っているのならもったいないです。アイデア一つで大きな資産になるかもしれません。不動産の性質を上手く活用することから考えてみましょう。そのためにはまず、不動産会社などに相談してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。