【横浜市中区の不動産屋発信】空き家のエアコンを処分したい
引っ越しの際、エアコンはそのまま新居で使いたいのですが、撤去や移転先での設置に伴う工事費用、それに古い機種の処分にもそれぞれ費用負担となるのは荷が重いのか、やむなく置いていくというケースが多くなっています。
処分は適切に
エアコンに限らず、一部の電化製品に関しては家電リサイクル法によって処分費用を負担することになっています。しかし、使用の有無問わず湿気やほこりのたまり場になることがあり、カビが繁殖し、室内に悪臭が漂うなど建物が劣化するリスクが高くなります。
何故エアコンの撤去は適切な判断なのかというと、悪臭などによる建物の価値低下と劣化のリスクを防ぐためにエアコンを撤去しておく必要があります。メリットとして挙げられるのは、現在は未使用の状態でも将来的には使うことを前提にするのなら、撤去しておくことで使用できる期間が長くなります。
処分の依頼をする
前述の家電リサイクル法によって処分費用は所有者負担とありますが、それに基づいて処分を行う方法の一つとして、廃品回収業者に依頼する方法です。業者ごとによって無償から10,000円前後必要ですが、一般産業廃棄物運搬業の許可を自治体から得ているか否かで、その業者の信頼度が異なります。
もう一つは、家電量販店へ依頼する方法でリサイクル料金と撤去料金が異なり、前者が1,000~2,000円前後、後者が5,000円~8,000円前後となっています。特徴は事前手続きを代行するため、新たに入居する際にはエアコンを購入し古い機種の取り外しを無料で対応してくれるのも特徴です。
業者へ依頼せずとも
エアコンは自己処分することが可能です。その一つとして挙げられるのが、事前にリサイクル券を購入し指定された場所へ持参して処分すると1,000~2,000円前後で済み、リサイクル券を家電量販店で事前購入もしくは郵便局で振り込みのいずれかで、手続き完了後は持参するだけです。
なお、実際の持ち込みは予約制でありメーカーと型番に製造年を伝えると、受け入れが円滑に進み、シールは本体に貼り付けてから書類と領収書を持参し、職員に渡すだけで処分の流れは終了です。
最後に、親類や知人などに無償譲渡するか無料掲示板にアップしてから、新規に引き取りに対応できる方を募集する手段です。本体と室外機を譲るほか、取り外しだけ代行する事も可能です。
また、便利屋に委託して取り外しをお願いすると1台で約5,000円(取付で約10,000円)程度かかりますが、交渉の際には中古品の旨を伝えてから引き取りをお願いする形で、先方に伝えておきます。
まとめ
空き家の老朽化問題としての一つが、古いエアコンがそのまま放置されることがあげられます。取り外してから処分するまでは費用がかかりますが、建物を長持ちさせるためには適した判断となるからです。