不動産には安い時期があるって本当?ポイントを押さえて購入しよう
不動産の賃貸を考えておられる方も多いのではないでしょうか。不動産を賃貸する場合、時期によって家賃が低くなる事があるそうなんです。どんな時期に契約すれば家賃が低くなるのか、ポイントと共にお伝えしていきます。
家賃が低くなるのはニーズが少ない時
引っ越しする時期で考えてみましょう。入学、就職、転勤などは引っ越しが多くなる時期ですね。
・引っ越しが多くなる時期=家賃が高くなる時期
ある程度家賃を高く設定しても、ニーズが多ければ問題なく空き家が埋まるからです。次に引っ越しが多い時期はゴールデンウィークですね。ゴールデンウィークが過ぎれば、ある程度引っ越し組は落ち着いてくる頃ではないでしょうか。
つまり、引っ越しが多くなる時期というのは長期休暇の時期、入学や入社の時期などと重なっている事になります。
・夏休み:8月末~9月初め:新学期や秋入社に近い時期に多くなります。
・冬休み:センター試験が終わる頃から、春に向けての不動産の賃貸物件を探す人が多くなります。
・春休み:新学期、入学や入社時期に向けてピークとなります。:ゴールデンウィーク頃まで
9月中旬頃~12月下旬頃までが安い時期
夏休み、春休み、冬休みを避けた9月中旬頃~12月下旬頃までは引っ越しが少ない、つまり不動産物件に対するニーズが少ないので家賃の相場は低くなります。
この時期に引っ越しをすればお得になるという訳です。オーナーにしてみれば、空き家を無くして行きたいという事から、家賃を下げてでも入居してもらおうという訳です。
家賃を下げても入居者が集まらない場合もある?
少しくらい家賃が高くても、入学や入社時期に合わせた引っ越しがしたいと思われる方も多い様です。そこで、さらにお得な特典を加えて入居者を募る不動産オーナーもいる様です。
フリーレント契約とは?家賃1~3カ月が無料?
不動産オーナーの中には、家賃だけでなく敷金礼金も下げる事でトータル的にお得感を出す事で入居者を募る方もおられるようです。しかし、新しい入居者だけ家賃を下げるとすれば、既存の入居者達からも家賃の値下げの交渉依頼があるはずです。
そこで、こっそり空室を防止する目的のために、家賃を下げるのと同じ効果を出すフリーレントを活用するのです。
フリーレントとは家賃の1~3か月分を無料にする事で、家賃を下げるのと同じ効果を出す方法です。敷金礼金も安くしてあげる等する場合、3カ月のフリーレントとする事ができますし、敷金礼金は受け取るという場合は1カ月などすることもできます。
家賃12か月分が1年のコストだと考えると、家賃9か月でいいとなれば入居する人も多くなりそうです。
しかし、フリーレントには借りる側にリスクがあります。オーナーが決める一定期間以上を住み続けなければいけないからです。学生さんなどは、より学校に近い物件が空いたので引っ越ししたい場合中途解約しなければいけません。
その場合、違約金を請求されたり、フリーレントでお得になった部分の額を請求されたりします。そうならないためにも、住まなければいけない期間を満たす事が出来る場合にのみ、家賃がお得になるフリーレントを利用するメリットはありそうです。
不動産の安い時期&フリーレントでお得に入居
フリーレント物件は、不動産会社で紹介してもわらなければ見つけにくいそうです。まずは住みたい地域の不動産会社で、不動産が安くなる9月中旬から12月下旬頃までに訪問し、フリーレント物件を探してもらうのはいかがでしょうか。