空室の利用法にはどんなものがある?
【はじめに】
不動産のテナント、オフィスビルの空き室などはそのまま放置するのではなく、うまく利用すればそれなりの対価が見込めます。
空き室をレンタルスペースとして利用する方法について今回紹介してみたいと思います。
【レンタルスペースとしての空き室利用】
貸会議室やレンタルオフィスの需要が都心部で高まっているともいわれています。
せっかくあるスペースを空き室として眠らせておくのではなく、通常のテナントが決まるまでの暫定的な貸しスペースとして利用する方法がまず思いつきます。
この場合テナントの利用者が決まるまでの「仮テナント」ですので大規模なリノベーションやインフラの整備もそれほど必要ないと言えます。
また、レンタルスペースを会議室などのようにして貸し出す際には「貸し会議室の予約サイト」に登録するだけで借主の募集ができたり、テナントの情報を掲載できたりします。
【トランクルームとしての利用法】
都市部近郊マンションの需要は年々増加傾向にある中、マンションの専有面積は縮小傾向にあるともいわれています。そんな状態だとマンションの部屋内に本来置いておきたい荷物を置けずどこか空いているスペースを確保しなければいけません。
そんな時に役に立つスペース利用法、サービスが「トランクルーム」です。
トランクルームの特徴としては倉庫に保管するよりも安価な価格でしかも空調やセキュリティがしっかりしていることが挙げられます。
オフィス内で管理する物のスペース確保が出来ないケースや、家の荷物で置く場所に困っているものがある方を対象にトランクルームを提供すれば空き室の有効利用にもつながり一石二鳥と言えます。
【トランクルームのメリット】
トランクルームは一つのテナントに複数のお客さんと契約することになるので一人が契約解除となっても再び空き室となることがありません。
また、水道やガス代が不要のため維持・管理費を低く抑えることができます。
さらに物を保管するためのスペース提供ですので「立地、築年数」などとは関係なく集客が見込め、安定した収入、長期的な運営が可能です。
【まとめ】
いかがでしたか?空き室の利用法の一つとして会議室などとして活用する「レンタルスペース」と「トランクルーム」としての利用法についてお伝えいたしました。空き室はそのまま放置しておくと劣化したり家賃収入が減少してしまったりとデメリットしかありません。
上手く空き室を利用し、賢い不動産経営の参考にしていただきたいです。