賃貸の空室を埋める・照明で変える!
【はじめに】
春になり、いよいよ繁忙期です。この機会に自分の賃貸物件の空室を埋めたいと思っているオーナーさんも多いと思われます。
「この部屋をぜひ借りたい!」と思うポイントの一つとして照明があります。今回はそのことについて説明したいと思います。
【照明・基本編】
まずは基本的な照明のポイントをお話したいと思います。
・内見のとき、部屋の電気が全てつくようになっていますか?
これがつくかつかないかで大きく印象が変わります。
例えば大きな引き戸、窓などがあるリビングなどは多少電気がつかない状態でも住んだときのイメージがつきやすいかもしれません。その一方で、物件によっては昼でもキッチンやバスルーム、トイレなどがうす暗かったりします。
電気がつくならば入居後のイメージができますが、「なんとなく暗い部屋」と思われてしまったら、それだけで敬遠されるかもしれないのです。
また部屋の電気が全てつくことによって、内見者は「ここは管理が行き届いている」「即決したらすぐ入居ができる状態なんだな」とプラスな印象を持ってくれます。
特に春はすぐ入居して学校や職場へ行く必要があるので実際の居住をイメージできることは重要なポイントです。
・照明をLEDに変える
LED照明は、出始めたときより価格も下がり色も豊富になってきました。
人が求める安心な住まいとは「明るい、温かい、ホッとする」というもので、逆に「暗い、寒々しい」と印象を持たれると敬遠の元になります。
そしてLEDの大きなメリットは寿命が長いこと、電気代が節約できることです。
照明を変える手間が省けるのは入居者にとって便利ですし「LED照明を導入している=時代の流れに敏感で住みやすい住まいをいつも考えているオーナーさんなのだな」という印象を与えることもメリットです。
【照明・応用編】
もし改善する余裕があれば、以下の照明を考えるのも良いでしょう。
・ダウンライト
天井に埋め込むタイプの照明ででっぱりがなく部屋が広々と感じます。
その分空間をハイタイプのドアにするなど、アレンジを利かせた部屋にすることで、他とは違う洗練された居住空間をアピールすることができます。
・センサーライト
玄関、階段、廊下などにセンサーライトがあると部屋や物件がアップグレードします。
部屋の玄関にセンサーで明かりがつくとたくさんの荷物を持っていたり、疲れているときの帰宅時にうれしいですね。各部屋につける予算がなくても、物件の入り口(玄関)まわり、駐車場など、入居者が多く通るポイントにセンサーライトがあると防犯対策にもなり安心感が増します。
【まとめ】
もちろん繁忙期以外にも照明をしっかり整備しておくことは、大きなプラスポイントとなります。
人は見た目の印象で多くのイメージを瞬時に感じます。せっかくの良い物件も照明が悪いだけでマイナスポイントになってしまうのです。あなたの大事な物件の部屋をきれいにライトアップしてお客様をお迎えしましょう。