賢い賃貸不動産の値切り方
【はじめに】
不動産から物件を借りる際、少しでも家賃を値切りたいと思いませんか?
家賃を抑え節約し、自分の趣味など他の事に回したいと誰でも考えるはずです。
そこで今回は不動産との交渉で使える家賃を値切る方法について簡単にまとめてみました。
【賃貸不動産の仕組み】
まずは簡単に賃貸契約のときに発生するお金について見ていきましょう。
・敷金
敷金とは、賃貸物件に入居する場合に担保として預ける保証金のようなお金で引っ越しなどをした場合、原状回復費用を差し引いて戻ってくるお金です。
・礼金
礼金とは、オーナーに家や土地を借りることで、お礼として支払うお金ことです。あくまでもお礼の金額なので、販売条件によって礼金は値切り交渉がしやすくなることがあります。
・契約時の前家賃
前家賃とは、賃貸契約時に翌月分の家賃を前もって支払うことです。
契約後、契約日と入居開始月が違う際、支払う可能性がでてきます。
例えば3月に契約をして4月1日から入居する場合は前家賃として4月分の家賃を前もって支払うということです。
・フリーレント
フリーレントとは入居後一定の期間、家賃が無料になることです。
しかし、物件や契約内容によって無料期間だけ住んで退去するということができませんので注意が必要です。
【交渉時期】
家賃を値切る際には時期が重要となってきます。値切り交渉の狙い目は4月〜8月とされており、この時期は、4月に入居者がいない物件は年間を通して空室になってしまうことを避けるため、大家さんや不動産屋が焦りを感じて交渉がまとまりやすくなる時期です。
【入居審査】
大家さんにとって家賃を値切ることは、金銭的に大きなダメージです。
家賃を値切る事で安定した収入があり家賃を滞納したりせず支払い続けられるか念入りに調べられ審査が通りにくくなる場合があるので慎重に交渉しましょう。
【家賃を値切る方法】
不動産を訪れる時には、初期費用や家賃の予算を想定より5千円~1万円低い金額を伝え、内観時などの際には他の不動産などの物件と金額を比較しながら交渉するとよいでしょう。
無理な交渉するとトラブルの原因となるので常識の範囲内で交渉しましょう。
【値切りやすい物件】
大手不動産が管理している物件は、物件数が多く顧客との契約がとりやすいため家賃交渉には向いていません。
一方、地域密着型不動産や個人オーナーの物件などは単純に空室を避けたいと考えているので交渉がしやすいです。
【最後に】
いかがでしたか?
今回は家賃を値切る方法について簡単に書いてみました。
家賃を値切る際には、不動産や大家さんとトラブルを起こさないように気をつけて賢く交渉しましょう。